2022/09/01
2022年9月号 環境・防災・サステナビリティ
異常気象から考える環境・防災・サステナビリティ
企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】9月号
異常な猛暑と連日の記録的豪雨、自然現象は脅威の度を増し、人口減と高齢化、一極集中によって社会は脆弱の度を増す。極大化するリスクに一分野・一組織が部分最適で取り組んでも、もはや根本的な解決は見えません。とはいえ、一人一人が全体最適志向を持って動くのもまた至難です。
そのためまずは、リスクの全体像とそこに絡む数多の問題を整理する、自らの置かれた状況をあらゆる情報から把握し目指すべき社会像とともに共有する、その上で多様な分野・組織・部門が垣根なく知恵を出し合う。SDGsやTCFDといった国際指標・枠組み、そしてデジタルツインやソサエティー5.0 が目指す仮想の現実空間が、その糸口になりそうです。
前者は、企業がさまざまな社会課題にビジネスをもって応えながら、成長を維持し、かつ環境にベクトルを合わせていくための羅針盤。見えない現実を可視化して示す後者は、多様な関係者が共通認識のもとでアクションを起こすためのタタキ台―。
いま、リスクのスケールとアプローチはどう変わり、企業・組織の取り組みはどこまできているのか。環境と防災の関わり、気候変動への対応を切り口に、専門家インタビューと事例取材からひも解きます。
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月14日配信アーカイブ】
【5月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:行動指針の意義
2024/05/14
-
-
情報セキュリティーは個人のリスク目線では通用しない
学生時代からパソコンを使いこなしてきた人が新入社員に多くいる昨今ですが、当然、個人と会社ではセキュリティーの重心が違います。また、人事異動で新たに着任した社員も、業務が変われば情報資産との関わり方が変わり、以前と同じ意識でのぞめばよいとは限りません。新年度にあたり、情報セキュリティーのルールは特に徹底したいところです。
2024/05/10
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方